実は先生にご相談を差し上げる前に、日本の別の司法書士の先生に母の遺言のことをお願いして、すでに書類がすべて整っているとばかりおもっていました。
ご縁があって、私共の生き活セミナーに井上先生がお話をしにきていただき、初めていままでの色々な手続きが正式なものでないことも知りましたし、このままでは母の遺言も実行されないことも初めて知った次第です。
日本でも海外在住で日本の資産に関しての法的手続きをご存じな司法書士のかたがほとんどいないということもあとになってわかったことでした。
先生のもとで手続きを始めて驚くことばかり。というのも、ハワイ州、ホノルルのように日本人がたくさんお住まいのところでも、日本の領事館が遺言証書の手続きをされるのが、30数年ぶりだったことです。領事館もそれほどなさっていない手続きなので、手続きを確認しながらの作業だったのです。承認をしてくださった、ホノルル領事館総領事も、長年のご経験のなかでも初めてのことだったそうです。
この遺言書は20年の間ホノルル領事館に公式書類として保管されることになりました。この場をかりまして、井上先生と証人になってくださったお二人にお礼を申し上げます。
皆様もどなたかご家族のかたで、海外在住で日本に資産をお持ちのかたがいらっしゃれば、是非手続きをされることをお勧めさせていただきます。
ハワイ在住 R.L様